昨日、上棟式が行われました。
上棟式とは❓
工事が棟上げまで終了したところで執り行う行事で、
棟上げ・建前ともいいます。
「棟上げ」とは、柱・棟・梁などの骨組みが完成した段階のことです。
もともとは、骨組みが完成した区切りの時期に、ここまで無事に工事が
進んだことへの感謝と、完成を祈願する儀式なのだそう。
☆上棟の儀
建物の四方の柱に、酒・水・米をまいて清め、
金槌で打ちました。
こちらは地方によって違うそうですね。
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ご住職様より、工事の神様のお話を頂きました。
写真にあるように、3人の神様が描かれております。
まずは、聖徳太子 様
一説によると、聖徳太子は現代に伝わる大工道具の「差し金(曲尺)」を
中国から持ち込み、日本の職人たちに広めたといわれています。
また、建築に携わる職人の育成や組織作りに努め、法隆寺をはじめとする
寺院の建立にも尽力したことから、建築・土木の守護神として信仰され、
「大工の神様」と称されるようになったのだそう。
そして、聖徳太子がつくった建築技術者の組織では、
土にかかわる職人を「左官」、木にかかわる職人を「右官」と呼んでいたそうです。
このうち左官は、塗装職人の名称として現在も残っていますが、
右官は後に大工という名称に変わり、様々な専門ジャンルに枝分かれしていきました。
色々と調べていると、別の説もありました!
左官の左の字の中に「工」が入っています。
「工」には、仕事・職人・匠の技という意味があります。
右官の右の字の中には「口」があり、事務職の意味があるそうです。
そういうことで、実際に家を建てるのは「左官」になったともいわれているそうです。
また、日本では、古来より 右より左のほうが官位が上だったこともあり
右官を使わなくなったという説もあるそうです。
確かに、右官て聞かないですものね💡
最後に、
手締め(一本締め)にて。
とても良い経験をさせていただきました☺